こどもちゃれんじは意味ない?そう感じたときに確かめる「始めた目的」と3つの選び方
こどもちゃれんじが「意味ない」と感じたら、効果ではなく始めたときに任せたかった役目を、いまも果たしているかを、子どもが声をかけなくてもする行動で2週間ほど確かめ、続ける・スタイルを変える・やめるのどれにするかを決めると迷いが減ります。モノの量や受講費が重いなら、年中・年長はデジタル スタイル(年中〈すてっぷ〉の毎月払いで2,390円・税込)に変える道があり、やめるなら締切はやめたい月号の前月5日、手続きは電話のみです。「意味ない」という感覚の中身は、「効果がない」というより「いまのうちの生活で、期待していた役目を果たしていない」であることが少なくありません。学習の効果は家庭の外から測れるものではないため、このページでは効果の話はしません。
こどもちゃれんじが「意味ない」と感じるのは、たいてい次の3つの場面です
同じ「意味ない」でも、起きていることはご家庭によって違います。どの場面に近いかで、考える順番も変わります。
- 届いても、開けないまま次の号が届く
- 遊んではいるけれど、「勉強」になっているように見えない
- 園や家でしていることと、内容が重なっている気がする
届いても、開けないまま次の号が届く
段ボールが届いて、玄関に置いたまま数日。次の号が届いて、前の号はまだ封も切っていない。この場面で「意味ない」と感じるのは自然なことです。ただ、ここで起きているのは「教材が子どもに合わない」より手前の、開ける時間と気力が家にないという状態かもしれません。
確かめ方はひとつです。休みの日に、親子で一度だけ封を開けてみてください。開けたら夢中になるなら、問題は「開けるまで」の側にあります。開けても子どもがすぐに離れるなら、問題は教材との相性の側にあります。この2つは、選ぶ答えがまったく違います。
遊んではいるけれど、「勉強」になっているように見えない
エデュトイで遊んでいる、しまじろうの動画は見ている。でも、ひらがなが書けるようになった気がしない。この場面の「意味ない」は、親が期待していた役目と、教材が実際に果たしている役目がずれているときに起きやすいものです。
幼児向けの教材には、遊びを入口にする作りのものが多くあります。遊んでいる姿を「勉強になっていない」と見るか、「毎日自分から何かに触れている」と見るかは、ご家庭が何を期待して始めたかで変わります。次の章で、その期待をひとつに絞ってみます。
園や家でしていることと、内容が重なっている気がする
幼稚園や保育園で季節の行事や工作をしている。家でも絵本を読んでいる。そうすると、届く教材の題材が「もう知っていること」に見えることがあります。
重なっていること自体は、悪いことではありません。園で見たものを家でもう一度なぞる、という使い方をしているご家庭もあります。問題になるのは、重なっているのに、受講費を払う理由が見つからないときです。その場合は、こどもちゃれんじに何を任せたかったのかを、もう一度確かめるところから始めるのが近道です。
こどもちゃれんじが役目を果たしているかを、2つの見方で確かめる
「意味ない」を「続ける・変える・やめる」の判断に変えるには、親の感覚とは別の物差しがあると楽になります。ここでは、順番に2つの見方を使います。
- 始めたときに任せたかった役目を、ひとつだけ選ぶ
- その役目を果たしているかを、子どもの「勝手に出てしまう行動」で数える
任せたかった役目を、ひとつだけ選ぶ
始めたときの気持ちを思い出すと、たいてい次のどれかに当てはまります。いちばん近いものをひとつだけ選び、右の欄で「いまも果たしているか」を見てください。2つ以上選ぶと、どれかは果たしているので、判断がつきにくくなります。
| 任せたかった役目 | いまも果たしているかの見方 |
|---|---|
| 毎日、机に向かう短い時間をつくる | 声をかけなくても、ワークやタブレットに向かう日が週に何日あるか |
| 年齢に合った題材を、親が選ばなくても届けてもらう | 届いた題材のうち、子どもが自分から話題にしたものがあるか |
| ひらがなや数に触れるきっかけ | 教材の外(看板、絵本、買い物)で、文字や数を自分から口にするか |
| 子どもが楽しみにする「届く日」 | 届いた日に、子どもが自分から箱を開けたがるか |
| 親が、毎日の遊びを考えなくてすむ | 教材があることで、親の「今日は何をしよう」が減っているか |
右の欄が「いいえ」なら、その役目については、いまは果たせていません。それは失敗ではなく、事実の確認です。逆に、役目を果たしているのに「意味ない」と感じていたなら、モヤモヤの正体は受講費の額や教材の量など、別のところにあるのかもしれません。
子どもの「勝手に出てしまう行動」を数える
「楽しんでいるか」「力がついたか」を親の感覚だけで判断しようとすると、その日の機嫌や、親自身の疲れに引っぱられます。そこで、子どもが声をかけなくても勝手にしてしまう行動を3つ決め、2週間ほど数えてみる方法があります。
- 届いた教材やエデュトイを、言われる前に出してくる
- しまじろうや教材の中身を、家族との会話に自分から持ち出す
- 教材で見たことを、教材の外(遊び・お出かけ先)でまねする
3つのうち2つ以上が2週間のうちに何度か見られるなら、こどもちゃれんじは子どもの生活の中で何かの役目を果たしている、と考えられます。1つ以下なら、少なくともいまの形では、子どもの側から手が伸びていない状態です。どちらの結果でも、次の3つの選び方のどれかにつながります。
こどもちゃれんじを続ける・スタイルを変える・やめる、の3つの選び方
「やめるか、続けるか」の2択で考えると決めきれないときは、間に「形を変える」を置くと考えやすくなります。
- 続ける:子どもの行動が出ていて、親の負担も受け入れられる
- スタイルを変える:子どもの行動は出ているが、モノの量や受講費が重い
- やめる:子どもの行動が出ておらず、任せたかった役目も果たせていない
続ける:「意味ない」の正体が親の疲れだったとき
行動のチェックで2つ以上が出ていて、それでも「意味ない」と感じていたなら、疲れているのは子どもではなく、教材を管理する親のほうかもしれません。その場合は、続けるかどうかより、「全部やらせなくていい」と決めるほうが効くことがあります。
届いたものを全部使い切る必要はありません。子どもが手を伸ばしたものだけ出して、残りはしまっておく。それで子どもの行動が続いているなら、受講費は子どもの「好き」に払っている、と考えることもできます。
スタイルを変える:モノの量や受講費が重いとき
年中向け〈すてっぷ〉と年長向け〈じゃんぷ〉には、紙の教材とデジタルを組み合わせる「ハイブリッド スタイル」と、デジタル中心の「デジタル スタイル」があります。公式の表示(2026年度3月号まで・税込)では、月あたりの受講費は次のとおりです。
| 年中〈すてっぷ〉 | 12か月分一括払い(月あたり) | 毎月払い |
|---|---|---|
| ハイブリッド スタイル | 2,880円 | 3,640円 |
| デジタル スタイル | 1,980円 | 2,390円 |
年長向け〈じゃんぷ〉の受講費ページには、ハイブリッドとデジタルの間でスタイルを変えた場合、受講費の差額を手続き後に返金または請求すると書かれています。出典: shimajiro.benesse.ne.jp/確認日 2026-10-17
デジタル スタイルは、公式ページで「家にモノを増やしたくない」家庭向けと案内されています。スマホやタブレットはついてこないため、手持ちの端末を使うか、別売りの〈チャレンジパッド〉第6世代を用意する形です。チャレンジパッドを「長期受講タブレット割引」で買う場合、〈すてっぷ〉の受講費ページでは、購入時の支払いは9,980円で、12か月未満でやめると残額20,000円を払うと書かれています(〈じゃんぷ〉の新1年生向けの割引は条件が異なり、24か月未満でやめるとタブレット代金29,980円)。出典: shimajiro.benesse.ne.jp/step/、shimajiro.benesse.ne.jp/jump//確認日 2026-10-17 端末を新しく買うなら、続ける期間の見込みと一緒に考えてください。
やめる:子どもの行動が出ていないとき
行動のチェックで1つ以下で、任せたかった役目も果たせていないなら、やめることは自然な選択です。やめるときに知っておきたい事実は、次の3つです。
- 締切は、やめたい月号の前月5日(日曜・祝日の場合は翌営業日)。手続きは電話のみ(0120-55-4103、9:00〜18:00、年末年始を除く)出典: faq.benesse.co.jp/確認日 2026-10-17
- 休会の制度はなく、再開するときは改めて入会する出典: faq.benesse.co.jp/確認日 2026-10-17
- 12か月分一括払いの途中でやめると、受講した月数を毎月払いの単価で計算し直して、残りが返金される出典: shimajiro.benesse.ne.jp/確認日 2026-10-17
返金額の計算例と、2026年10月17日時点で計算した次の締切は、こどもちゃれんじをやめる前に確かめる5つのこと に表で載せています。
こどもちゃれんじをやめても、別の教材を足さなくてかまいません
やめたあとの時間を、絵本や外遊びや、ただのんびりする時間に戻すのも、ひとつの答えです。「何かしていないと、うちの子だけ遅れる」という気持ちがわいたら、行動のチェックで子どもが自分から手を伸ばしていたもの(教材の外のもの)を思い出してみてください。そこに次のヒントが見つかることがあります。
それでも、形を変えて何かを続けたいときの比べ方は次のとおりです。
- タブレット1台で届く形を比べたい:スマイルゼミとこどもちゃれんじの比較(月の受講費と、途中でやめたときのお金を同じ表に並べています)
- スマイルゼミの弱点を先に知りたい:スマイルゼミ幼児コースのデメリット
- 英語のオプションだけを見直したい:こどもちゃれんじの英語が意味ないと感じたら
- 各社のやめるときの条件を一覧で見たい:やめどきデータベース