Z会の小学生コースが続かない。ついていけない・量が多い・一人でできない、を「コースの変え方」で解く
Z会の小学生コースが続かないとき、やめる前に試せるのがコースの切り替えです。Z会の1・2年生には難度の違う「スタンダード」と「ハイレベル」、紙とタブレットのコースがあり、「ついていけない」ならスタンダードへ、「紙だと進まない」ならタブレットへ、という変え方で続く場合があります。保護者向けサイト「my Z」から月ごとの手続締切日までに手続きすれば、翌月から変更・中止できます。切り替えても続かない、あるいは親が付き添う時間そのものが取れないなら、やめるか、一人で進めやすい型に移るのが自然です。
「続かない」の中身を、学年と場面で分ける
Z会の小学生コースについて調べる親の言葉は、「続かない」のほかに「ついていけない」「やめた理由」が多く並びます。同じ「続かない」でも、原因によって打つ手は違います。
| 場面 | よくある原因 | 最初に考えること |
|---|---|---|
| 問題を前に手が止まる・泣く | 難度が今の子どもに合っていない | ハイレベルならスタンダードへの変更 |
| 月末にまとめてやって終わらない | 1か月の量を平日に割り振れていない | 曜日ごとの割り当てを決める |
| 親がいないと始めない | 紙の教材を一人で進める段階にない | タブレットコースへの変更、または付き添う時間の固定 |
| 学年が上がって急に崩れた | 新しい学年の内容や量に、まだ慣れていない | 1〜2か月は量を減らして様子を見る(後述の締切にも注意) |
1つ目と3つ目は、コースを変えるだけで解けることがあります。2つ目は、どの教材に替えても同じことが起きやすいので、先に家庭の時間割を見直すほうが近道です。
時間割の決め方は簡単で、1か月分の教材を、平日の何曜日にどれだけやるかを最初の週に割り振るだけです。たとえば国語は月・水、算数は火・木、金曜は予備日、と決めておけば、月末に残りが積み上がることは減ります。習い事のある曜日は最初から空けておくのがこつです。割り振りを子どもと一緒に決めると、「やらされている」感じも薄れます。
スタンダードとハイレベル、紙とタブレット:変えるだけで続く場合
Z会の公式の会費ページによると、1・2年生のコースは次のように分かれています(1年生の1か月あたり・税込)。
| コース | 受講する教科 | 毎月払い | 6か月一括 |
|---|---|---|---|
| 小学生コース スタンダード | 国語・算数(デジタルの英語・プログラミング含む) | 4,320円 | 4,104円 |
| 小学生コース ハイレベル | 国語・算数・経験学習(同上) | 5,880円 | 5,586円 |
| 小学生タブレットコース | 国語・算数・みらいたんけん学習(英語・プログラミング含む) | 4,700円 | 4,465円 |
ハイレベルで手が止まっている子は、スタンダードに変えると会費が下がり、問題との相性も変わります。逆に、紙のワークを前にすると気が散る子は、タブレットに変えると「始めるまで」の壁が下がることがあります。どちらも、my Zから締切日までに手続きすれば翌月から変えられます。出典: zkai.co.jp/el/e/price//確認日 2026-10-17
タブレットコースに変える前に知っておきたい端末の扱い
タブレットコースは、受講環境を満たす端末が必要です。公式ページでは、条件を満たすiPad(iPadOS 17.0以降・Safariの最新版)でも受講できると案内されています。出典: zkai.co.jp/el/environments-t12//確認日 2026-10-17
Z会専用タブレット(第2世代)を買う場合の購入料金は44,600円(税込・送料込み)で、補償サービスは月485円です。補償サービスは年度の受講終了月まで続き、その後は自動で継続されます。出典: zkai.co.jp/el/spec//確認日 2026-10-17 公式の締切日ページには、専用タブレットと補償サービスは申し込み後の中止を受け付けていない旨が書かれています(やめどきデータベース)。続くかどうか分からない段階で端末を買うより、家にあるiPadで試せるなら、そちらから始めるほうが身軽です。家のiPadを使う場合は、動画やゲームと同じ端末になるため、学習の時間だけ他のアプリを使えないようにするなど、端末の使い方のルールも一緒に決めておくと集中しやすくなります。
やめる・変えるときの締切は、学年で違う
Z会は手続締切日が月号ごと・学年ごとに違います。公式の締切日一覧から、これから先の日付を抜き出しました。
| 変更・中止したい月号 | 1・2年生 | 3年生 |
|---|---|---|
| 2026年12月号から | 11月10日 | 11月3日 |
| 2027年1月号から | 12月9日 | 12月2日 |
| 2027年2月号から | 1月11日 | 1月5日 |
3年生は1・2年生より1週間ほど早いので、きょうだいで受講している家庭は日付を取り違えないようにしてください。一括払いの途中でやめた場合は、受講会費を精算して余りが返金され、返金の手数料は利用者の負担です。手続きはmy Zから、できない場合はお客様センター(0120-35-1039)へ連絡します。出典: zkai.co.jp/pre/entry//確認日 2026-10-17
続かなくても、やめなくていい場合と、移ったほうがいい場合
やめなくていいのは、子どもがZ会の問題そのものを嫌がっているわけではなく、時間の割り振りや難度の設定が合っていなかっただけの場合です。コースを変えて1〜2か月ほど様子を見て、自分から取り組む日が増えるなら、続ける理由は十分にあります。「全部終わらせる」をやめて「毎日1回だけ開く」に目標を下げるのも、続けるための立派な選択です。
移ったほうがいいのは、親が丸つけや説明に付き添う時間がこの先も取れない場合です。この場合は、自動で丸つけされ、子ども一人で進めやすい型が候補になります。ただし、どの教材にも合わない家庭があります。
- 専用タブレットで一人で進める型(例:スマイルゼミ):端末代がかかり、12か月未満でやめると追加の請求がある。条件は スマイルゼミの退会時のタブレット代の記事 に
- 学年にとらわれず、さかのぼって学べる型(例:すらら):小学コースは入会金11,000円と月8,800円(いずれも税込・公式の料金ページ、確認日 2026-10-17)で、4ヵ月継続割には途中解約の料金がある。続かないときの考え方は すららが続かないときの記事 に
Z会そのものの弱いところを先にまとめて見たいときは、Z会のデメリットの記事 を読んでから決めても遅くありません。