やめどき日和習い事・通信教育の「やめたい」に寄りそう

Z会のデメリットは?幼児〜小学生の家庭で効いてくる4つの条件を、公式の規定から整理

公開 /更新 /数値の確認日 2026-10-17
文: やめどき日和 編集部(確認の方法)

Z会のデメリットは、教材の質よりも手続きと費用の規定に集まっています。公式に書かれている中で家庭に効いてきやすいのは、①手続締切日が月号・学年ごとに違う、②タブレットコースの専用端末は44,600円で申し込み後の中止を受け付けていない、③一括払いをやめたときの返金手数料は利用者の負担、④幼児コースは親子で取り組む教材が会費に含まれる、の4つです。どれも、カレンダー管理が苦にならず、親子の時間を取れる家庭にはほとんど効きません。このページでは中学・高校向けではなく、幼児〜小学生のコースに絞って書いています。

先に結論:4つのデメリットが効く家庭、効かない家庭

デメリット効いてきやすい家庭ほとんど効かない家庭
締切日が月ごとに違う手帳やカレンダーで日付を管理するのが苦手スマホの予定に締切を入れる習慣がある
専用タブレットの費用と中止不可続くか分からないまま端末から始めたい紙のコースを選ぶ、または家のiPadで受講する
一括払いの返金手数料割引目当てで一括にして、早めにやめる可能性がある毎月払いで様子を見てから一括にする
親子で取り組む教材(幼児)平日も週末も、子どもの横に座る時間が取れない週末に30分でも一緒に取り組める

以下で、それぞれの根拠となる公式の記載を確認していきます。

デメリット1:手続締切日が、月号ごと・学年ごとに違う

多くの通信教育は「前月の○日まで」のように締切の日が決まっていますが、Z会は月号ごとに締切日が設定されています。公式の締切日一覧から、幼児と小学1〜3年生の日付を抜き出すと次のとおりです。

変更・中止したい月号幼児小学1・2年生小学3年生
2026年12月号11月11日11月10日11月3日
2027年1月号12月14日12月9日12月2日
2027年2月号1月13日1月11日1月5日
出典: zkai.co.jp/home/law/proc-date//確認日 2026-10-17

同じ月号でも、きょうだいの学年が違えば締切日が違います。年長の子と小学3年生の子がいる家庭なら、同じ12月号で8日の差があります。「前月の10日ごろ」と覚えていると、3年生の締切を過ぎてしまう、ということが起こりえます。対策は、締切日一覧をその都度開くか、年度の初めにまとめてスマホの予定に入れておくことです。

ほかの教材と並べると、違いがよく分かります。やめどきデータベースに載せている公式の記載では、こどもちゃれんじは「やめたい月号の前月5日」、ワンダーボックスは「最終利用月の前月10日」、スマイルゼミは「月末までの手続きで翌月から退会」と、いずれも毎月同じ日付の決まり方です(やめどきデータベース)。日付が毎月動くZ会は、それだけ「うっかり1か月延びる」可能性が高い作りだと言えます。逆に言えば、締切を管理する仕組みさえ家庭にあれば、このデメリットは消えます。

デメリット2:タブレットコースは、端末の負担が先に来る

小学生タブレットコースは、受講環境を満たす端末が必要です。Z会専用タブレット(第2世代)を買う場合、購入料金は44,600円(税込・送料込み)、補償サービスは月485円です。出典: zkai.co.jp/el/spec//確認日 2026-10-17

公式の締切日ページには、専用タブレットと補償サービスは申し込み後の中止を受け付けていない旨が書かれています(データベースの小学生コースの欄)。つまり、始めてすぐに合わないと分かっても、端末の費用は戻らない前提で考える必要があります。44,600円は、1年生のタブレットコースの毎月払い(月4,700円、公式の会費ページ)のおよそ9か月半分にあたります。補償サービスも、年度の受講終了月まで続いた後は自動で継続されるので、不要になったら手続締切日までにmy Zで止める必要があります。

一方で、条件を満たすiPad(iPadOS 17.0以降・Safariの最新版)でも受講できると公式に案内されています。出典: zkai.co.jp/el/environments-t12//確認日 2026-10-17 家にiPadがあれば、このデメリットはほぼ消えます。専用端末に途中解約の請求がつく他社の教材と比べるときは、この点が大きな違いになります。

デメリット3・4:一括払いの返金手数料と、幼児の「親子の時間」

一括払いの返金手数料は利用者の負担

Z会は12か月一括払いで毎月払いより15%、6か月一括払いで5%安くなります。途中でやめた場合は受講会費を精算し、払いすぎた分は返金されますが、その手数料は利用者の負担です。出典: zkai.co.jp/pre/price//確認日 2026-10-17 割引に引かれて一括にし、数か月でやめると、精算と手数料で割引の分が小さくなります。続けるか迷っている時期は、毎月払いのほうが身軽です。

幼児コースは、親子で取り組む教材が会費に含まれている

幼児コースの会費には、毎月の提出課題や年4回の体験型特別教材などが含まれています(年中の毎月払いで月3,980円)。出典: zkai.co.jp/pre/price//確認日 2026-10-17 親子で一緒に手を動かす時間が取れない家庭では、会費のうち使えない部分が出てきます。この点で「意味ない」と感じたときの確かめ方は、Z会の幼児コースが意味ないと感じたときの記事 にまとめました。

公式が示している良い点も、同じ物差しで見る

デメリットだけを並べるのは公平ではないので、同じ公式ページに書かれている、家庭にとって動きやすい点も挙げておきます。

  • 入会金は無料
  • 会費ページに「1カ月からご受講が可能です」とある(入会ページには、受講開始と同時の退会手続きはできないとも書かれている)
  • 1・2年生は、難度の違うスタンダードとハイレベル、紙とタブレットのコースから選べ、締切日までの手続きで翌月から変更できる

出典: zkai.co.jp/el/e/price/、zkai.co.jp/pre/entry//確認日 2026-10-17

最低受講期間の縛りが短いこと、コースを中で変えられることは、「合わなかったらどうしよう」と迷う家庭にとっては、締切日の分かりにくさを差し引いても大きな利点です。

デメリットがあっても、Z会を選んでいい家庭

4つのデメリットは、どれも事前に知っていれば避けやすいものです。締切日を予定に入れておける、端末は家のiPadで済ませる、一括払いは様子を見てから、幼児は週末に一緒に取り組む。この4つができる家庭にとって、Z会のデメリットはほとんど問題になりません。

反対に、締切の管理も親子の時間も難しい家庭は、手続きが単純で、子ども一人で進めやすい型のほうが合うかもしれません。続かないことが悩みなら Z会の小学生コースが続かないときの記事 を、他の教材のやめやすさと並べて比べたいなら 幼児の通信教育をやめやすさで比べた記事 を見てください。

記載の料金・締切は確認日時点の各社公式の記載です。最新は各社公式でご確認ください。一次確認の方法は 制作ポリシー に書いています。各社の条件の一覧: Z会 幼児コース、Z会 小学生コース(1〜3年生・タブレットコース含む)(やめどきデータベース)

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